消費者に生産物の価値を伝える都会の「お母さん」役に-フェアビンデンの歩み⑤-

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フェアビンデンが工夫が凝らしているのが「いかに消費者に生産物の価値をわかりやすく伝えるか」という点であります。そのために店舗やメニューも工夫し、御客様への働きかけも行っております。

①メニューの工夫

フェアビンデンのメニューは非常に特徴的です。単なる料理の紹介ではなく、使用食材や調理法についての解説やうんちくなども説明し、600円が価値の割に安いものであることについて、御客様に理解を促すようにしてます。実際、御客様は「1000円に匹敵するお弁当ですね」と誉めてくださいます。

また石井氏は、店内で食べている顧客にきさくに話しかけ、材料の良さや調理上の工夫などを教えています。いわば、都会に住んで祖母や母からの食に関する知恵を引き継げなくなった、若い女性や母親たちにとっての「お母さん」役となっております。

②店舗全体で、食に関する情報を発信

フェアビンデン店舗では、高品質・安全な食品づくりに取り組む生産者の商品を展示したり、販売も行ったりしております。スタッフが来客者に紹介したり、試食してもらったり、おススメしたりして、宣伝に一役買っております。また食の安全に関する各種ポスターを展示したり書籍なども置いたりして、顧客の食の安全に対する関心を常に高める工夫を行っております。

その甲斐もあり「私が来ることが農業の支援になっているんだよね」と云ってくれる御客様もいます。それを聞いた周りの御客様も、気分良く感じ、友達を誘ってきてくれます。そのようにして、農の支える気持の輪が広がってゆくのが感じられるということであります。

③食の談話室

店舗を利用して、食についての勉強会である「食の談話室」を開催しています。そこでは、特定の食材などをテーマにして、そのテーマに詳しい講師を招いて話を聞いたり、テーマとなる食材を使った調理例を試食したりして、気軽に参加できる肩の凝らない勉強会として実施しております。食の談話室には、フェアビンデンのお弁当のファンなどが参加し、御客様との結びつきを強めるのにも一役買っております。

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